寧々
「ほら……
 胸だってちゃんと膨らんでるんだから……」

寧々はそう言って
俺の空いてるほうの手を自分の胸に当てさせた。

手の平に柔らかい感触と
トクトクと波打つ振動を感じる。

薄いシャツ越しに
乳首が少し立っているのがわかる。

このささやかな乳房を抓んで、指先で弄ぶ。
舌で転がして、喘がせる。

そんな事を想像して、
俺のペニスが急激に熱く反応するのを感じ
慌てて脳内で否定をする。

こいつは大事な幼馴染で
こんな偶然の流れで至ってしまっては
後で絶対に後悔する。

寧々
「……私は大樹の事好き」

寧々
「小さい頃からずっと好き」

寧々
「ここに帰ってきたのだって……」

寧々
「大樹に会いたかったからなのよ」


 


寧々
「迷惑……?」

大樹
「いや……嬉しい」

俺の言葉に
手に伝わる振動が大きく跳ねる。

とくとくとくとく。

早鐘を打つ寧々の鼓動は
俺のものと重なり心地よく二人の体に響く。

当てられた俺の手を少し動かすと
寧々が小さく反応して硬直する。

寧々
「んん……」

大樹
「……痛いか?」

寧々
「もっと」

大樹
「我儘なヤツ」

寧々
「大樹の手がすごく
 気持ちいいからいけないのよ」

寧々
「頭を撫でる時も今も
 すっごく優しいんだもの……」

ポロシャツの上から
円を描く様にゆっくりと撫で始める。