大樹
「ああーもう泣くなよ」

寧々
「だって……だって離れたくないよぉ……」

大樹
「俺達はずっとここにいるから、
 辛くなったらいつでも帰ってこいよ」

寧々
「うん。ありがとう……絶対帰って来る」

花海
「ばか。帰って来たら辛くなったって事なんだから、
 できるだけ帰ってこないように」

寧々
「ええ〜……駄目なのぉ……?」

花海
「うーそ。逃げて来ていいよ」

大樹
「うん。俺も待ってるから」

花海
「大丈夫だよ。人生長いんだから、また会えるよ」

大樹
「そうだ。また三人で花火見ような」

寧々
「……見る……二人の事忘れない……」

花海
「うん、やくそく」

大樹
「ああ、やくそくだ」

三人の指が絡まる。
ゆーびきった。

俺と花海が大きな声でそう言うと、
小さい声でゆーびきった。と呟いて
寧々は嬉しそうに笑った。